目次
【さ】三波石と共に名高い冬桜
さんばせきとともに、なだかいふゆざくら
三波石峡(さんばせききょう)
下久保ダム直下の渓谷には、約1.5キロメートルにわたり、巨岩・奇岩が並び、国の名勝及び天然記念物に指定されています。三波石は青味の中に水で洗われた石英が白く浮き出た美しさが特徴で、古くから庭石として珍重され、全国的にも有名です。奇形の48石にはそれぞれ名前も付けられています。
出典/群馬県藤岡市|三波石峡
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【し】しのぶ毛の国二子塚
しのぶけのくに、ふたごづか
二子塚
群馬県や栃木県はその昔「毛野(けの)国」と呼ばれていました(群馬を上つ毛の国、栃木を下つ毛の国)。「毛」とは稲などの農作物のことを指しているようです。毛の国は豊かで肥沃な土壌を有していたと考えられます。全国的にはあまり知られていないかもしれませんが、群馬県は奈良県などと並ぶ古墳王国です。市街地をちょっと歩いてみても、小山のような盛り上がりを至る所で見ることができます。「二子塚」は、二つの山のように見える前方後円墳の俗称のことです。つまり、固有の古墳を指しているものではないと思われます。
【す】裾野は長し赤城山
すそのはながし、あかぎやま
赤城山
赤城山は、関東地方の北部、群馬県のほぼ中央に位置する山。太平洋プレートがオホーツクプレートに沈み込んでできた島弧型火山である。また、赤城山は、カルデラ湖を伴うカルデラを持つ、関東地方で有数の複成火山である。
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【せ】仙境尾瀬沼花の原
せんきょうおぜぬま、はなのはら
仙境
仙人が住むと言うところ。また俗界を離れた静かで清浄な土地。
瀬国立公園
尾瀬国立公園は、福島県、栃木県、群馬県、新潟県の4県にまたがる国立公園である。2007年8月30日に日光国立公園から尾瀬地域25,203haを分割し、会津駒ヶ岳、田代山、帝釈山など周辺地域を編入する形で指定された。釧路湿原国立公園以来20年ぶりに新設された29番目の国立公園である。
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【そ】そろいの仕度で八木節音頭
そろいのしたくで、やぎぶしおんど
八木節
八木節(やぎぶし)は、群馬県と栃木県の二県に渡り、愛されている俗謡である。現在、民謡として両県による発祥についての争いが続いている。樽を打ってリズムを取り、笛で軽やかな主旋律を奏でる、軽快な調子の民謡である。盆踊りの音頭として、また花柳界の芸妓により流行が作られた。