HISTORY

上毛かるたの歴史

戦後の群馬で生まれた44札が、制作に関わった人々の思いとともに、現在の文化へ受け継がれてきた過程を紹介します。

1947年の誕生

上毛かるたが誕生したのは、昭和22年(1947年)12月です。日本が敗戦を経験し、暮らしも人々の心も大きく傷ついていた時期でした。

群馬文化協会の初代理事長となる浦野匡彦氏は、子どもたちへ明るく楽しく、希望の持てるものを与えたいと考え、その思いが上毛かるたの形になりました。

出典: 上毛かるた

公募題材と制作に関わった人々

読み札は県内から公募された題材をもとに、18人の編纂委員がまとめました。群馬の名所や人物、産業が七五調の短い言葉に整理されています。

絵札は小見辰男氏が描き、昭和43年(1968年)には本人の要望によって全札が描き替えられました。読札裏の解説は丸山清康氏が担当し、その後も新しい情報に合わせて書き替えられています。

出典: 上毛かるた

権利が群馬県へ移るまで

上毛かるたを発行してきた財団法人群馬文化協会は、2013年11月28日に解散しました。その前月、2013年10月28日に著作権と商標権を群馬県へ無償譲渡する合意が締結されています。

現在の利用条件や申請方法は、群馬県が公開する利用申請の案内を確認する必要があります。

出典: 上毛かるた

現在も変化する札

上毛かるたは長く受け継がれてきた一方、時代の事実に合わせて読み札が改訂されることもあります。群馬県は、県人口を示す「ち」の札を「力あわせる二百万」から「力あわせる百九十万」へ改訂しました。

2024年4月以降に出荷される札には、改訂後の「力あわせる百九十万」の読み札だけが入ると案内されています。札を引用する場合は、確認した版と確認日を示します。

出典: 上毛かるた「ち」の読み札の改訂について

出典・参考資料

  1. 上毛かるた 群馬県文化振興課 / 確認日: 2026-07-19
  2. 上毛かるた「ち」の読み札の改訂について 群馬県文化振興課 / 確認日: 2026-07-19